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CPR工法は、建物の排水管立て管を更生させる為に考えられた工法です。更生管は既設配管内面に厚みのある被膜を形成し、しなやかで耐震性にも優れ、継ぎ目のない連続管となり、流下能力を保ち、漏水防止効果が期待できます。


  1. CPRの特長
    1. 居住者の負担を軽減
      近年、集合住宅等の排水設備において、劣化が進んだ雑排水管の維持管理及びその改修工事が多く行われている。 雑排水管の更新工事は、パイプペースの壁面取り壊しや補修等、付帯する建築工事が多く発生し、居住者の日常生活の制約が多く負担となります。 本工法は、出来る限り工事量を減らし、雑排水管の延命を図るものであります。
    2. コスト削減
      大規模な改修・補修工事の必要がなく、安全・簡単・確実な施工で短時間に完了し、工期の短縮が出来ます。
    3. 狭い場所でも施工できる
      大掛かりな施工装置の必要がなく、シンプルな施工方法の為、現場環境に応じた施工が出来ます。
  2. CPR工法の摘要範囲
    1. 既設管配管の種類と呼び径
       配管の種類 : 鋼管・鋳鉄管・塩ビ管・鉛管・ヒューム管
       呼  び  径 : 80A〜200A
    2. 標準適用条件
      1. 更生可能な管の破損、曲がり、変形の度合いは、更生材がスムーズに反転挿入及び引き込み挿入ができること。
      2. 既設配管内部に突起物、その他の障害物がある場合は、事前に除去されていること。
  3. 更生材の概要
  4. 更生材の構造は下図の通りです。



反転挿入に必要な挿入部と終端部を切断。
付着物の除去、排出。TVカメラによる既設管内部を眺めながらの洗浄。


新管となる樹脂と硬化剤を混合。施工寸法にカットしたチューブに熱硬化性樹脂を含浸。
圧力を加えて含浸チューブを既設管内に反転挿入。
チューブが終端部まで到達したら挿入完了。



所定の圧力、温度、保持時間により樹脂を硬化させてチューブを形成。その後、所定の温度まで下げる。




新しいチューブ端部と既設管端部の管口仕上げ。

枝管処理は当社オリジナルの特殊継ぎ手で慎重に穿孔。
TVカメラで最終の調査・確認。更生された新管と既設管路を接続して工事完了。