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誠之社長の問わず語り【第8話】SDGs私の捉え方(上)

2021/10/01

SDGs  誠之社長の問わず語り 

私共の会社では中日コプロ2030ビジョンを制定しています。

従来は年度毎と3年後という2つの数値目標を設定し、みんなで達成を目指すという経営手法をとっていました。

数字は分かりやすいですし、我々の規模では数字で会社を引っ張る手法は有効だと思うので、この手法は現在も変えていません。

しかし、短期で達成すること(=数値)と、将来の自分たちがなりたい姿(=ビジョン)を社員全員で共有し目指せる経営を行いたいと思い、このビジョンを制定しました。

ビジョンで会社を引っ張る方法を考えていた数年前、色々な場面で胸にドーナツ型の派手なシンボルマークをつけている方を随分見かけ、一体何だろうと思ったのが、SDGsを知るきっかけでした。

国連が定める目標とは随分敷居が高いし、我々のような企業規模で取り組めるのだろうかとも思いましたが、調べてみると、清掃事業や水道事業で既に取り組んでいることがあったり、17項目全てをクリアすることがマストではないということも分かってきました。

一方で、SDGsを活用することで自社の強みを確認したり、SDGsでやるべきことを自社の強みを掛け合わせてみると、今後伸ばすべき分野や新規ビジネスのヒントが生まれることも分かりました。

そしてSDGsのゴールも2030年なので、向こう10年を考えるにはSDGsはいいツールになるとも。

制定したビジョンでは、2030年に向けて私たちが目指す姿、自分たちの強み、実現したいことの方向性を端的にまとめています。

(以下URLでご覧いただけます)

https://www.copro.co.jp/sdgs/index.php

 

2030年に向けてビジョンを実現していくことで、結果としてSDGsが掲げる目標もクリアしていける形にしています。

ここでブレてはいけない軸は、あくまで会社そして所属するメンバーがもっと良くなるために努力し、目標を達成する、それにより個人も会社も成長し、それが社会への貢献にも繋がっているというサイクルをまわし、SDGsはそれを行うための手段ということです。

SDGsを達成することが会社の目的となってしまい、社員や会社の成長が二の次になることは絶対に避けたいと思いで、ビジョンを制定しました。

とは言え、ビジョンを示しただけでは、未だ机上の空論。

来月は、SDGsを活用したビジョン経営で私がすすめたいことを、具体的に

ご紹介したいと思います。