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誠之社長の問わず語り【41話】震災遺構

2024/08/01

誠之社長の問わず語り 

弊社が所属するビルメンテンス協会の全国総会が仙台で行われました。

仕事では中々行く機会がない仙台なので、前々から訪れたかった、仙台市立荒浜小学校を見学しました。

東日本大震災では親族が被災し、また現在、ビルメンテナンス協会で災害対策関連の委員長を拝命していることもあり、個人的にも、震災について学ぶ機会を増やしています。

荒浜小学校は仙台の東部・太平洋に近い場所にあって、東日本大震災時には、津波の被害に見舞われました。

校舎の2階まで津波が押し寄せ、その被害を受けた状態のまま、津波の脅威や教訓を後世に伝えるため、震災遺構として保存されています。

 

当時の状況が身につまされるほど感じる校舎、そして、その時にいらした先生、生徒、地域の人たちが自身の体験を語る映像など、本当に痛ましく、また当時懸命に対応した様子が手に取るように分かり、学びの多い遺構です。

この校舎からもう少し海に近いところにも、津波で破壊されたこの地区の住宅の基礎が、震災遺構として保存されており、こちらも併せてみると、津波の脅威が体感できます。

 

 

今回見学して、本当に良かったと心底感じました。

皆様も仙台を訪問する機会があれば、是非訪れてみてください。