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【バトントワーリング】現役引退のご報告

2026/03/06

スポーツ活動 

 

皆様こんにちは。
バトントワーリングの北村涼乃でございます。

  

突然のご報告となりますが、

私、北村涼乃は、バトントワーリング選手を引退する決断をいたしました。

 
ここ数年、右肩の怪我や大きな体調不良に悩まされ、思うように練習ができない状態が続いていました。

 

焦りや不安に押しつぶされそうな日々の中でも、もう一度世界の舞台に立つことができたのは、多くの方々に支えていただいたおかげです。

 

しかし、自分が理想とする“心と体のコンディション”と、今の現実との間にどうしても埋められない違和感を抱え続けるなかで、これ以上競技を続けることは難しいと判断いたしました。

 

9歳でバトンを始めた時から憧れ続けた世界の舞台。

 

しかし、代表入りが叶わなかったジュニア時代、

新型コロナウイルスの影響で大会の延期が続いたシニア時代。

 

何度も心が折れそうになりました。

夢を諦めて、バトンを手放そうとしたこともありました。

 

それでも、21歳という遅咲きで初めて掴んだ日本代表の切符。

そこから私のバトン人生は大きく変わりました。

 

初出場となった世界選手権では銀メダルを獲得し、翌年の全日本選手権では初優勝。

まさかこの年齢から大舞台で活躍できるような選手になるとは想像もしていませんでした。

  

その後、全日本選手権2連覇、世界選手権では2大会連続で銀メダルを獲得。
競技生活最後の3年間は、まさに夢のような時間を過ごすことができました。

  

そして何より、バトン界では異例の「企業所属のバトントワラー」として活動できたことは、私にとって大きな誇りです。

 

社会人でバトンを続ける人は少なく、企業にアスリートとして所属する道も前例がありませんでした。

 

「バトン界に新たな道を作りたい、前例を作りたい」

 

そんな大きな夢を叶えることができました。

「ありえない」と言われたこともありましたが、それを可能にし、アスリートとしての私を受け入れてくださった中日コプロ株式会社様には、感謝してもしきれません。

 

仕事と競技の両立という恵まれた環境の中で、悔いのない競技生活を送ることができました。

  

最後に。

 

バトンは、私に数え切れないほど多くのことを教えてくれました。

諦めないことの大切さ、忍耐力、精神力。

未熟だった私を、大きく成長させてくれたかけがえのない存在です。

 

結果を出せるようになるまで多くの時間を要しましたが、その努力の過程は決して無駄ではなかったと、今、胸を張って言えます。

  

そして、ここまで歩んでこられたのは、決して私一人の力ではありません。

 

たくさんの方に支えていただき、励まされ、応援していただいたおかげです。

心より感謝申し上げます。

 

競技生活は終えますが、ここから私の人生の第二章が始まります。

15年間のバトン人生で培った経験を糧に、新たな目標に向かって、全身全霊で取り組んでまいります。

  

ここまで支えてくださったすべての皆様に感謝の気持ちをこめて…

本当にありがとうございました。

 

 ・この写真は、夢いっぱいにバトンを始めたころの私です(2011年/9歳)